行政書士の集客(Youtube,SNS):Genomos座談会#6-3

現役&元行政書士のGenomosメンバー3人が座談会形式で語るGenomos座談会の第6回は、先日開催された『行政書士フォーラム2021』を受けて、行政書士にまつわるテーマについて3回に分けて語ってみようと思います。

座談回第6回の前編はこちら→『行政書士事務所の法人化:Genomos座談会#6-1
座談回第6回の中編はこちら→『行政書士の専門特化:Genomos座談会#6-2

イワモト

Genomos代表、士業向けウェブ制作会社風デザイン株式会社代表。元行政書士。

サカモト

Genomos経営コンサルティング担当。行政書士法人シグマ代表社員。

イズミヤ

Genomos所属。行政書士法人シグマ代表社員。

最後に行政書士の集客について話してみたいと思いますが、「集客」といっても幅が広くて、Genomosのコラムや座談会で直接触れたものだけでも、『行政書士事務所の様々な集客方法を確認・検討してみよう』『行政書士のホームページ集客はよくない客層を呼ぶというのは本当?』『怖そうな人への対応策と「紹介vsホームページ」どちらが良いのか問題:Genomos座談会#3』などがあります。

そこで少し話題を絞り込みたいんですが、阪本さんが行政書士フォーラムで出た集客に関する話題で、ここでもう少し掘り下げてみたいというものはありますか?

そうですね。フォーラムではあまり深堀りできなかった、行政書士のYoutubeと集客の関係についてなんてどうでしょうか。

最近ではYoutubeチャンネルを開設して撮影した動画を投稿されている行政書士さんも増えてきていて、行政書士がYoutubeをどのように活用するのかについて気になっています。

岩本さんの関与先でもYoutubeをはじめている士業事務所さんがあると思うのですが、どう活用されていますか?

私が関与させていただいている場合、ホームページから直接集客に結びつけるにはどうしたらよいかという視点から打ち合わせなどを行うことが多いので、動画を活用するとすれば必然的に「Youtubeに行政書士が対顧客向けの解説動画などを公開して、それをホームページの関連するページ上にも配置して閲覧可能にする」という流れが多くなります。

ホームページ上のテキスト形式のコンテンツを好む層と、Youtubeなど動画コンテンツを好む層は結構割れやすいので、1つのテーマでいずれも用意できると強みになりますよね。あとは検索結果に動画コンテンツを表示させて、動画経由でホームページに訪問してもらう流れの創出とか。

でもこの方法はホームページから直接受任を得る場合の話なので、Youtube上にアップした動画の再生回数増とはリンクしにくいです。

Youtubeでチャンネルを開設する行政書士さんの場合、「せっかくなら沢山の人に見てもらいたい」「再生回数やコメントが増えると嬉しい」「反応がないとやる気が出ない」との思いから、同じ行政書士向けや行政書士受験生向けの動画にシフトしてしまいがちでは。

自分の事務所のファンを作って後日の求人を円滑に図るとか、知名度を上げて同業を中心にネットワークを広げるなど明確な意図があれば構いませんが、そうでない場合は手段が目的化してしまい集客とは全く関係なくなってしまう怖さがありますね。

私もいまのところ、行政書士がYoutubeを直接集客に結びつける方法としては、ホームページの動画コンテンツとして配置するという方法くらいしか思いつかないです。

具体的には岩本さんが挙げたようなテキスト記事の動画版や、いわゆる「お客様の声」の動画版のような感じですかね。

個人的な印象としては、同業者向けのチャンネルが多いように見えるので、行政書士業務の集客とはまた違った目的もあるのかなとは思うんですよね。

同業者向けのセミナーやオンラインサロンの集客につなげたいのかもしれませんし、そうでなくても趣味的に楽しんでやっているというのであればそもそも集客につながるかどうかは関係ありませんし。

同業者向けのYoutubeについて、行政書士との交流が多い阪本さんはどう感じでますか?

同業者向けのチャンネルでも実務や事務所経営の内容をストイックに紹介している動画は観ていて勉強になるし、出演されている行政書士さんの人柄もわかって集客や採用の場面でメリットがあると思いますよ。無料でここまでノウハウ出していいの?という動画です。

そういうレベルの高い動画を公開されている行政書士さんは、問合せに繋がったという声も聞くので、YouTubeも集客につながるのだろうなと感じています。

一方で、お客様や紹介者が観たらマイナス評価になりそうな、残念な動画もチラホラありますよね。

映像が暗いとか音声が聞こえないとかではなくて、企画内容が内輪ノリというか、飲み屋の雑談を録画したみたいな動画。「この動画を観て誰が得するんだ?」と。

そういう動画は痛々しいので、そっとブラウザを閉じます(笑)

表に出て何かを発信すればネガティブな反応というのは必ずあるものですが、岩本さんが言ったように手段が目的化してしまった挙げ句に迷走した結果……みたいなケースがあるならもったいないですね。

目的はなんであれ事務所経営の足を引っ張ろうとしてはじめたんじゃないでしょうし。

同業者向けが多いという点については、行政書士の場合は、業務に直結した話題で幅広い人に興味持ってもらうのが難しいっていうのがあるとは思うんですよね。

弁護士なら「闇金と対決」的な企画や、色々なニュースを法律の観点から解説するとか、税理士ならお金の話、社労士なら年金などと、けっこう幅広い層に見てもらえそうなところに専門があるじゃないですか。

一方行政書士だと、業際もありますし、各業界の事業者さんも、手続きのやり方に興味を持っている人はそれほど多くないんじゃないかと。

なので行政書士業務の集客につなげるなら、入り口をYoutube側じゃなくてホームページ側に持ってくる方がいいのかなというのが個人的な考えです。

でも、この前阪本さんから聞いたんですけど、最近ではYoutubeやTwitterなどのSNS経由で集客している新人さんがそれなりにいるみたいですね?

これは驚いたのですが、専門性や人柄を上手に発信するとSNS経由でも集客できるようですよ。SNSでの集客に力を入れられている新人行政書士さんもいらっしゃるようです。我々が得意としているWEB集客よりもSNSを使った集客は、コストがかからずに短時間で集客できるのかもしれませんね。

WEB集客もそうですけど集客するためには、相談者様に知ってもらうことが大切です。WEBだと良質な記事を仕込んでも、Googleさんに認識されて上位表示されるまでは時間がかかってしまうものです。SNSを使った集客では、自身を上手にアピールできれば爆発力があるのではないでしょうか。

岩本さんはTwitterでWEB集客のノウハウを赤裸々に投稿されていますが、SNSを使った集客についてどのように考えていますか?

SNSはホームページ以上に向き不向きがあるようには感じますが、阪本さんの仰るようにSNSを活用した集客は、上手くいけば短期間で結果につなげられるメリットは大きいですね。

私もTwitter経由でご依頼をいただくことは多々ありますし、ホームページと同様に「既にどんな人か、どんなサービスか知ってもらっている」状態から問い合わせていただけることも多いので、SNSで情報発信していくことは有益だとは思います。

ただ、容易に情報発信を始められるのと表裏ですが、よくない噂が流れてしまったり炎上したりも一瞬だったりするので、SNSに不慣れな状態から集客ツールとして活用するのはちょっと怖いかなという気もします。

あと結構、業務内容や依頼者、同業者に対する愚痴を投稿してしまう行政書士さんも多いですが、実名アカウントであれをやってしまうとその人に対するイメージが悪くなってしまいますよね。この辺の運用というか投稿の基準は、かなり気をつけなければいけない部分だと思ってます。

フォロワーが少ないからといってどこから炎上するかわかりませんし、事務所名で運用している場合は注意が必要ですよね。

特に業際については同業含めた士業から袋叩きにされる行政書士が定期的にいますね。

私のように反応の乏しいTwitter活動を10年以上やっていると、たまに「炎上でもいいから誰か構ってくれないかな」と思うことはありますが(笑)

少し話逸れますが、趣味の話題とかはホント反応無いんですよね。アカウントの運用次第ってところはあるんでしょうけど。

岩本さんが以前投稿してたゲームの死亡シーンの動画とか好きだったんですけどね。

いや、あれは死亡シーンを投稿したかったわけではなく、あくまでプレイ動画の配信だったんですけど。すぐゲームオーバーになってしまうんだからどうにも仕方ない(笑)。

一時期はゲームの動画だけで1日20投稿とかしていましたが、今だとフォロワーさんの層も変わってしまったので難しそうです。それよりさらに前は「うんこ」ばかりツイートしていて、フォロワーさんが増えませんでした。……って全くもって話が逸れてしまいましたね。

ホームページにしろTwitterにしろ、そしてYoutubeにしろ、何を目的に、どんな内容を、誰に、どう伝えていくのかというのは、やはり道具としての活用方針を最初に定めておかないとダラダラ続けるだけで時間の無駄になってしまいますよね。特に集客ツールとして活用するのであれば、なおさら。

という感じで、無理矢理ですが話をまとめました。

というわけで座談会の6回目は、3つのパートに分けて色々と話をしてみました。

今回の企画の元ネタにあたる『行政書士フォーラム2021』は、行政書士の学校ホームページの実務講座販売で動画を購入できるようにようになると思います(2021年7月現在はまだ発売されていません)。

阪本さん含め現役バリバリのメンバーのパネルディスカッションが聞けますので、興味のある方はチェックしてみてはいかがでしょうか。

(座談会第7回に続く)

Genomos

「効果的なホームページの作り方や育て方がわからない」「誰にホームページ制作を依頼すべきか悩む」など、ホームページについて悩みや不安を持っている行政書士は多いです。

ウェブから集客して事務所運営を軌道に乗せたいとの思いにつけ込まれ、行政書士の実務に詳しくないホームページ制作業者に多額の費用を支払った挙げ句、集客できない、育てる仕組みが無い、解約したらホームページ閉鎖に留まらず追加の費用まで請求されるといった事態に陥り、ウェブ活用に否定的になってしまう行政書士をこれまで多く目にしてきました。

Genomos(ジェノモス)は、そんな状況を何とか改善したいと、Webサイト制作会社代表(元行政書士)と現役の行政書士法人代表で立ち上げた、行政書士事務所専門のウェブと経営のコンサルティングサービスです。

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