行政書士事務所の法人化:Genomos座談会#6-1

元&現役行政書士のGenomosメンバー3人が座談会形式で語るGenomos座談会の第6回は、先日開催された『行政書士フォーラム2021』を受けて、行政書士にまつわるテーマについて3回に分けて語ってみようと思います。

座談回第6回の前編はこちら→『行政書士事務所の法人化:Genomos座談会#6-1
座談回第6回の後編はこちら→『行政書士の集客(Youtube,SNS):Genomos座談会#6-3

イワモト

Genomos代表、士業向けウェブ制作会社風デザイン株式会社代表。元行政書士。

サカモト

Genomos経営コンサルティング担当。行政書士法人シグマ代表社員。

イズミヤ

Genomos所属。行政書士法人シグマ代表社員。

さて、今回は少し趣向を変えて、先日開催された行政書士の学校主催の『行政書士フォーラム2021』に登壇した阪本さんに、フォーラムで盛り上がった話題を挙げてもらって、その話題について3人で話してみようという、『行政書士フォーラム2021』におんぶに抱っこの座談会をしてみようと思います。

なお、『行政書士フォーラム2021』の模様は行政書士の学校ホームページの実務講座販売(ページ下の方の「スピンオフセミナー」の欄にあります)で動画を購入できるようになると思いますので、ご興味をお持ちの方は販売開始を待って購入してみてはいかがでしょうか。

さて早速ですが、先日のフォーラムで盛り上がった話題はどういったものがありましたか?

えー、なんだろう(笑)。当日は話の流れを遮らないように必死だったからな・・・。個人的に盛り上がったと感じたのは、「法人化」「専門特化」「集客」の3つでしょうか。

ではまず「法人化」からいきますか。

今年(2021年)の6月から1人で行政書士法人が作れるようになったというのも、話題に挙がった理由なんだと思いますが、法人化する事務所は多いんですかね。

Genomosでコンサルティングさせてもらっているクライアントさんの中に行政書士法人化した方がいらっしゃいますが、岩本さんがGenomos以外で関与してる行政書士事務所で法人化した、もしくはこれからしそうという事務所は多いですか?

「1人で法人化ができるようになったから」というタイミングでの動きは、泉谷さんが触れられた方以外では特に思い浮かばないです。

法人という組織形態に強いメリットを感じないと、社会保険だの会費や税金だの手続きや負担もいろいろ大変ですし、1人でもサクッと変えてしまおうというわけにもいかなそうですね。

その辺りの負担増は一般的な法人化と同様ですし、行政書士の場合は、士業ということで信用面では下駄履いてるので、大手企業中心に取引したいとか、支店展開したいというのでも無ければ法人化のメリットは薄いのかも。

あとはインボイス制度がはじまるまでに免税期間を使い切りたいとか。

我々も行政書士法人化したときはけっこう手間がかかりましたし、デメリットというか負担が増える面は確実にあるので、明確な目的が無いと「1人法人だ!法人化だ!」とはならないのかもしれませんね。

この辺は既にフォーラムでもお話されてるかもしれませんが、阪本さんは今後行政書士法人は増えてくると思いますか?

増えてくるのではないでしょうか。

売上面で成功している個人行政書士事務所さんがその顧問税理士さんに促されて節税目的で法人化することはあるのではないでしょうか。

1人行政書士法人が認められる前は、「行政書士事務所は個人事務所、別に株式会社や合同会社を所有している」という行政書士さんが多かったですよね。許認可申請などの行政書士王道分野で稼がれている行政書士さんは、一人で法人化できるのなら、法人化を検討されているのではないでしょうか。

法人化すると、コーポレートカードを作れたり、パソコンやスマホを法人窓口から購入できたり、超細かいことだとカーシェアサービスの法人会員になることができたりと、シグマの経理やられている泉谷さんの立場から、このあたりは法人化するメリットになりますかね?

法人でなければ利用できないサービスを利用できる点はメリットになりそうですが、経理視点ということになると正直メリットはあまりない気がします。

手間が増えることはあっても減ることはないと思いますし、細かいところだと銀行の振込手数料が高くなるとか、各種の手続きも面倒になるので。

お金の話で言えば、事業の財布と個人の財布がきっちり分かれるのは人によってはメリットかもしれません。

私のようないい加減な人間だと、個人事務所時代は自分が遊ぶお金をちょこちょこ引き出してたりしてたので、「これいくらまで使っちゃっていいんだっけ?」となったりしましたし(笑)

岩本さんは、個人行政書士事務所と株式会社で、経営面でどんな違いを感じましたか?

個人事業だとお財布が一緒なので、後日の納税はあるにせよ一時的に収入が増えたら一気に消費してしまうこともできましたが、会社だと毎月の役員報酬が一定になるので、残念ながらドーンと稼いでバーンと使うみたいなノリはできなくなりましたね。とはいえ、これはやはり財布がきっちり分かれる利点でしょうね(笑)

それと1人法人だと社会保険料を会社負担分と2倍払っている、ような感覚になる、というのが違うかな?

あとは法人だと社会保険やら税金やら、個人では関係なかった各種制度の枠に入るものが多くて、法人だと手続き面はやっぱりいろいろ煩雑だなと感じます。逆に、個人事業のままだと使えない制度を活用できるぶん、メリットもあるわけですが。

やはり信用面や支店展開などでメリットがあるとは言え、費用や事務の負担増というのは無視できないレベルではありそうなので、法人化の際にはしっかりと検討した方が良さそうだというごくごく当たり前の結論に落ち着きそうですね。

ではそろそろ「専門特化」の話に移りましょうか。

座談会第6-2回に続く)

Genomos

「効果的なホームページの作り方や育て方がわからない」「誰にホームページ制作を依頼すべきか悩む」など、ホームページについて悩みや不安を持っている行政書士は多いです。

ウェブから集客して事務所運営を軌道に乗せたいとの思いにつけ込まれ、行政書士の実務に詳しくないホームページ制作業者に多額の費用を支払った挙げ句、集客できない、育てる仕組みが無い、解約したらホームページ閉鎖に留まらず追加の費用まで請求されるといった事態に陥り、ウェブ活用に否定的になってしまう行政書士をこれまで多く目にしてきました。

Genomos(ジェノモス)は、そんな状況を何とか改善したいと、Webサイト制作会社代表(元行政書士)と現役の行政書士法人代表で立ち上げた、行政書士事務所専門のウェブと経営のコンサルティングサービスです。

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