行政書士のホームページ:そのキャッチコピーは顧客目線ですか?

行政書士のホームページでは、ブラウザで開いたときに表示される範囲内にわかりやすいキャッチコピーを配置することが一般的ですが、どのようなキャッチコピーが適切なのでしょうか。

今回は行政書士のホームページのファーストビューに配置する、キャッチコピーについて考えてみたいと思います。

押し売り感に注意

行政書士のホームページでよく見かけるのが、ページ冒頭から「建設業許可ならお任せください!」といったように、商談で言えばクロージングの段階になってしまっているケースです。

試しに実際の商談と比較して考えてみるとわかりやすいのですが、通常の商談は、

  1. 相手の話から、具体的にどのようなことで困っているのかを判断する
  2. 困りごとの解決策を提案する
  3. 自分が相手の困りごとを解決できることを説明する
  4. クロージング

といった流れで進むことが多いはずです。

つまりホームページ冒頭でいきなり「建設業許可ならお任せください!」とアピールするのは、1~3を一気にスキップして4に進んでしまっているような状況です。

もちろん実際の商談とホームページはまったく同じではないのですが、やはり訪問者からすると、唐突に押し売りされたように感じてしまいます。

たとえば名刺交換した直後、相手から「お仕事、何かありますか?ぜひ、弊社にお任せください!」と言われたら、押しの強さに引いてしまい、頼みたくなくなってしまうという人も多いのではないでしょうか。

まずは「自分のことかな」と感じてもらう

ではどのようなキャッチコピーが適切なのでしょうか。

もちろんすべてのケースに当てはまるわけではありませんが、基本は「自分のことかな」と感じてもらえるコピーを検討することになります。

例えばさきほど挙げた「建設業許可ならお任せください!」よりも、「建設業許可でお困りですか?」や、もう少し突っ込んで「元請けから建設業許可を取って欲しいと言われてお困りですか?」の方が、「自分のことだ!」「ここには自分の欲しい情報が書かれている」と感じてもらいやすいのではないでしょうか。

ホームページでは、実際の商談のように会話をしながら話を進めることができないので、自分の言いたいことばかりを優先してしまいがちです。

しかし、そこはグッとこらえてまずは訪問者が「自分が探しているページはここかもしれない」と感じるようなキャッチコピーの配置を検討しましょう。

なぜ「お任せください!」型が多いのか

ところで、なぜ行政書士のホームページには「○○ならお任せください!」型のキャッチコピーが多いのでしょうか。

やはり大きな要因は、「そのコピーが一番簡単だから」ではないでしょうか。「○○(業務名)+お任せください!」で済んでしまいますので、コピーに頭を悩ませる必要がありません。

また、行政書士のホームページには「お任せください!」型のコピーが非常に多く使われているため、それが当然(一般的)であると思い込んでしまい、そのままお任せください型のコピーで自分のホームページも構成してしまうというケースも多いと思います。

よく検討した結果、ある理由から「お任せください!」が最適であるとの結論に至ったのであれば止めはしませんが、何も考えずに「お任せください!」を配置してしまうようだと、ホームページ全体が相談者・依頼者を向いておらず、全体として押し売り感の強いものに仕上がっている可能性が非常に高くなります。

そうなると、ホームページから反応を得ることは難しいでしょう。

キャッチコピーをあまり考えずに行政書士から言いたいことを記載してしまうと、サイト全体が顧客目線ではなくなってしまいがちです。その点も「お任せください!」型のコピーからホームページを始めるデメリットとしては大きいものがあります。

ページ全体で商談を完結させる

今回はキャッチコピーについて考えてみましたが、実際にはページ全体で商談を完結させるようなイメージでホームページを作っていくと、競合サイトの中から選んでもらいやすくなります。

Genomosでオススメしているページ内の流れについては、また改めて具体的に紹介しようと思います。

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