書籍紹介:会社を救うプロ士業 会社を潰すダメ士業

『会社を救うプロ士業 会社を潰すダメ士業』

出版社:さくら舎

著者:横須賀輝尚

「ある税理士に顧問を依頼したら、数百万円、利益が増えた」
「ある社労士に顧問を依頼したら、年間1000万円を超える助成金が受給できた」
「あるコンサルタントに仕事を依頼したら、年間数千万円を超える補助金が受給できた」
同じ士業でも、“プロ士業”と“資格を持っているだけのダメ士業”では、雲泥の差!
“ウィズ・コロナ”の時代を生き抜くには、実力本物の“プロ士業”とタッグを組むことが肝要!
あなたの会社に利益をもたらす、数少ない“プロ士業”を見つける方法と活用の仕方を、
「日本で最も士業に会ったコンサルタント」の著者が伝授します!

http://sakurasha.com/2020/11/%e4%bc%9a%e7%a4%be%e3%82%92%e6%95%91%e3%81%86%e3%83%97%e3%83%ad%e5%a3%ab%e6%a5%ad%e3%80%80-%e4%bc%9a%e7%a4%be%e3%82%92%e6%bd%b0%e3%81%99%e3%83%80%e3%83%a1%e5%a3%ab%e6%a5%ad/

阪本コメント

大阪出張の行き・帰りの新幹線の中で本著を読ませて頂きました。

ジェノモスメンバーの中では、許認可手続きの現場に出ている方の行政書士のため、その視点で「プロ士業」「ダメ士業」の違いを自身の経験と重ね合わせてみましたが、横須賀氏の視点には私は違和感を感じませんでした。私の経営している行政書士法人では、ヒアリングと提案、そして、スピードを大切にしているので、その点でお客様に喜んで頂いております。

専門性を打ち出す意味について疑問を持たれていたり、他の行政書士事務所との価格競争に巻き込まれていたり、行政書士業務は一通りできるようになったのでプラスαの新サービス立ち上げを検討されている方には、本著を手に取って頂くとそのお悩みの解決策が見えてくるのではないでしょうか。

泉谷コメント

本書には「日本中の士業から嫌われる」「内容に、怒り狂っている士業もいる」など、士業から否定的な評価を受けることを前提とした記述が出てきます。

たしかに一部「これは怒る人いるだろうな」という記述もありますが、全体としてはそれほど過激だとは感じませんでした。

「報酬が高いか安いか」「納期が短いか長いか」など、経営者と士業の都合が一致しないことは多いのですが、本書はそういったことを経営者サイドから書いているため、筆者は前述のような表現をしたのかもしれません。

ただ、士業の側で仕事をしていると、ときには経営者サイドの視点を忘れてしまうこともありますので、「こういう考え方をする経営者もいるんだな」ということを気づかせてくれるという点では参考になります。

士業とはまた違った立ち位置からの意見として、事務所経営を考える一助になるのではないでしょうか。

岩本コメント

依頼しか見えない士業と、依頼の前提となる問題まで見通せる士業。

確かに、士業は依頼を受けて特定の業務を行うわけですが、言われたことだけ完結させれば良しとする士業よりも、その問題を解決するために別の手を打っておく必要があるかといった根本的な問題まで広い視野で検討してくれる士業のほうが、経営者にとっては力強くも有益です。

とはいえ、士業といえどもボランティアではありませんから、そこには必然的に「報酬額の範囲内で行えること」という線が引かれることになります。

この線を曖昧にしたままで業務を進めてしまうことは、経営者と士業の間で「ここまでやってくれるはずだ」「当然ここまでしかできない」という齟齬を生む要因になりかねません。

業務受任の時点において契約書等の書面で線引きを明確にしておくことは、士業と依頼者を守る意味に留まらず、依頼者側の利益をより増大させ、士業の存在意義を向上させる意味においても大事だなと思いました。

なお、話題を行政書士に絞ると、行政書士は案件の冒頭で相談を受けることが多いため、問題解決のために必要となる専門家同士のハブとしての役割は非常に重要です。もしかすると、他人と連携することが不得手という理由から個人事業である行政書士を生業とした人もいるかもしれませんが、自らネットワークを作って依頼者の手間を減らしていく姿勢は、他の士業以上に求められる場面が多いはずです。

そういう態勢を取るのが最低限のプロ士業です。

(P63)
Genomos

「効果的なホームページの作り方や育て方がわからない」「誰にホームページ制作を依頼すべきか悩む」など、ホームページについて悩みや不安を持っている行政書士は多いです。

ウェブから集客して事務所運営を軌道に乗せたいとの思いにつけ込まれ、行政書士の実務に詳しくないホームページ制作業者に多額の費用を支払った挙げ句、集客できない、育てる仕組みが無い、解約したらホームページ閉鎖に留まらず追加の費用まで請求されるといった事態に陥り、ウェブ活用に否定的になってしまう行政書士をこれまで多く目にしてきました。

Genomos(ジェノモス)は、そんな状況を何とか改善したいと、Webサイト制作会社代表(元行政書士)と現役の行政書士法人代表で立ち上げた、行政書士事務所専門のウェブと経営のコンサルティングサービスです。

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